第13日目ウエストポイント島とサンダース島観光(フォークランド諸島)●ウエストポイント島 フォークランド諸島の北西に位置するこの島では、マユグロアホウドリの大きな鳴き声で上陸を歓迎してくれるでしょう。この島はもともとアホウドリ島として知られていましたが、地理的な位置から改名されました。波打ち際の険しい崖の上で白い羽を輝かせるアホウドリは最もよく知られた住民ですが、この人里離れた孤立した土地に生息する唯一の動物というわけではありません。この島を住処とする鳥類の大群は、ごく少数の人間やウエストポイント島の草地を歩き回る羊たちを圧倒しています。イワトビペンギンは、海岸の岩の間を逃げ回ったり、潜ったりしています。また、マゼランペンギンにも出会えるかもしれません。島の静かな風景の中をハイキングしたり、フェルトンの花など島の固有植物を見るのもいいでしょう。この島は、群島で最もドラマチックな風景に彩られています。風にさらされ、遠くからそびえ立つ崖や海岸の断崖絶壁を探検してみてはいかがでしょうか。クリフマウンテンは、この島で最も高くそびえ立つ砂岩の一枚岩で、眼下には渦巻く波が広がっています。海を見渡せば、波に洗われた島の周りで、イロワケイルカが互いに追いかけっこをしている姿を見ることができます。クジラやオットセイも見ることができます。●サンダース島 人里離れたサンダース島で、世界で最も驚くべき野生動物に出会います。フォークランド諸島の北西に位置するこの島は、1765年に英国がエグモント港に最初の入植地を作りました。ゾウアザラシや銀色のカイツブリ(鳥類)、ミナミカマイルカなど、希少な動物に出会える場所でもあるのです。フォークランド諸島で4番目に大きなこの島には、キングペンギンのコロニーをはじめ、多くの鳥類が生息しています。北部に2つの大きな山があり、その2つを隔てる砂地が「ネック」というサンダース島の観光スポットにもなっていて、そこではさらに多くのペンギンの活動が見られます。ゼンツーペンギン、イワトビペンギン、マゼランペンギンが水面に顔を出したり、岩をよじ登ったりと、営巣地が群れをなして鳴き声をあげています。リチャーズ山の頂上まで登ると、海抜457メートルに素晴らしい展望台があり、そこから、カーカス島やウエストポイント島を見渡すことができます。第1日目チリのサンティアゴ到着第2日目サンティアゴ発 B 午前、朝食後、シルバーシーの団体送迎バスで空港に移動。空港到着後、搭乗手続午前、チャーター機にてチリのプエルト・ウィリアムズへ向かいます。午後、プエルト・ウィリアムズ到着後、空港から港に送迎。港に到着後、乗船手続。夕刻、いよいよ待ちに待ったサウスジョージア島に向けてチリのプエルト・ウィリアムズを出港します。第3〜5日目ドレーク海峡とスコシア海クルーズドレーク海峡とスコシア海クルーズをサウスジョージア島に向けて航海します。アホウドリなどの海鳥が本船の周辺を飛び交いながらついてきます。航海中に、南極条約や南極訪問者のガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極到達に備えて準備を行います。また、様々な南極に関するプレゼンテーションが予定されています。途中、南極からの冷たい海水と北側の亜熱帯からの海水が交わる南極収束線を通過し、南極に入ります。この南極収束線を通過すると、水温が2〜3度さがり、塩分濃度も急激に変化します。サウスジョージア島に近づくと海を泳ぐキングペンギンやクジラなどが見え始めるかも知れません。第12日目スタンリー観光(フォークランド諸島)スタンリーは、イギリスらしさの象徴であるにもかかわらず、ポーツマスというよりはパタゴニアに似ています。しかし、フォークランド諸島の吹きさらしの美しい風景にもかかわらず、パブでエールやフィッシュアンドチップスを楽しむことができます。鯨の骨のアーチがあるクライスト・チャーチ大聖堂などイギリス風の町並みが広がっています。フォークランド諸島の所有権については、18世紀に植民地化されて以来、フランス領、イギリス領、スペイン領、アルゼンチン領と、さまざまな国の領土となってきました。1982年のフォークランド紛争は、短期間でしたが、イギリスがこの辺境の地に固執していることを証明しました。諸島は今日もイギリス連邦の一部です。歴史的なドックランド博物館では、フォークランド諸島の歴史的・政治的背景について多くの情報を得ることができます。しかし、スタンリーの真のヒーローは、もちろん何千羽、何万羽ものペンギンです。繁殖期には、珍しいイワトビペンギンなど5種類のペンギンがここで巣作りをします。第10〜11日目南極海 & 南大西洋クルーズ洋上での一日は、ジム、スパ、ホエールウォッチング、読書などでリラックスしてゆっくりとお過ごしください。第6〜9日目サウスジョージア島観光雪に覆われた峰々、壮大な氷河、多くの野生生物がこの島で繁殖しています。ハーレムを巡る壮絶な戦いを繰り広げているミナミゾウアザラシや膨大な数のキングペンギンの営巣地など驚異と感動の世界が広がっています。亜南極に位置するイギリスの海外領土であるサウスジョージア島には、いくつもの捕鯨基地がありました。私たちも捕鯨基地跡を訪れる予定です。今日、クジラは、冷たい海を自由に回遊しています。伝説の使命を記念する博物館があり、サウスジョージア島に眠る偉大な探検家シャクルトンの墓を訪れる事ができます。サウスジョージア島には、10万羽ものキングペンギンの営巣地があります。マカロニペンギンサウスジョージア島とフォークランド諸島、アルゼンチン東部探検クルーズ 22日間サンティアゴ発/ブエノスアイレス着 No.5チリのサンティアゴ到着後、お客様ご自身でシルバーシー指定のホテルに移動。ホテルのチェックインは、午後3時以降になります。のような小さなペンギンや風に乗って滑空するワタリアホウドリが繁殖しています。エンデュアランス号は、シャクルトンの帝国南極横断探検隊を乗せて1914年8月9日にイギリスのプリマスを出港、ブエノスアイレスに短期間停泊した後、サウスジョージア島のグリトビケンに寄港、最終的に12月5日、グリトビケンから南極大陸に向けて出港。1915年2月末頃、ウェッデル海で流氷に捕まりました。1915年11月21日、エンデュアランス号は、氷に押しつぶされて氷の下に沈没。隊員達は、浮氷上で数ヶ月キャンプをおこないましたが、氷が割れて救命艇でエレファント島に避難。1916年4月、シャクルトンと5名の隊員が、救助を求めて小さな救命艇で荒れ狂う南極海を1500km航海してサウスジョージア島に向かいました。無事サウスジョージア島に到着後、険しい山岳地形の島を36時間かけて横断してストロムネスの捕鯨基地に辿り着きました。1916年8月末、エレファント島に残されていた隊員達を無事に救出する事が出来ました。■詳細日程プエルト・ウィリアムズ着/乗船/出港26
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