第9〜10日目スコシア海クルーズシャクルトン探検隊のサバイバル物語のエレファント島に向けてスコシア海を航海します。終日航海日は、本船のデッキから海鳥を見学したり、プレゼンテーションを聴講したり、図書室で読書を楽しんだりのんびりお過ごしください。第11日目エレファント島観光スリル満点の冒険、伝説の物語、完璧な美しさ、エレファント島は、おそらく南極で最も有名な場所です。初期の探険家の功績は、エレファント島を不滅なものにしました。エレファント島の名前は、初期の探険家がその島の岩の上で寝そべっているゾウアザラシを見て名付けました。この島は、1916年にアーネスト・シャクルトンとその隊員達がこの島に到達するまでは、本格的な調査や探検は行われませんでした。この不毛の地でのサバイバル物語は、人類史上最も過酷なものです。エレファント島は、南極探検の伝説として書かれていて、島の氷の領域に到達するとシャクルトンの物語を自分の目で確かめる事が出来ます。驚くほどゆっくりと流れるエンデュアランス氷河は、ここに到着すると見る事ができますが、名前は、シャクルトンの探検船「エンデュアランス号」に由来しています。第1日目チリのサンティアゴ到着第2日目サンティアゴ発 B 午前、朝食後、シルバーシーの団体送迎バスで空港に移動。空港到着後、搭乗手続午前、チャーター機にて空路、チリのプエルト・ウィリアムズへ向かいます。午後、プエルト・ウィリアムズ到着後、空港から港に送迎。港に到着後、乗船手続。夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けてチリのプエルト・ウィリアムズを出港します。第3〜5日目南大西洋 & スコシア海クルーズ大西洋とスコシア海をサウスジョージア島に向けて航海します。アホウドリなどの海鳥が本船の周辺を飛び交いながらついてきます。航海中に、南極条約や南極訪問者のガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極到達に備えて準備を行います。また、様々な南極に関するプレゼンテーションも予定されています。途中、南極からの冷たい海水と北側の亜熱帯からの海水が交わる南極収束線(南極前線と呼ぶこともある)を通過し、南極に入ります。この南極収束線を通過すると、水温が2〜3度さがり、塩分濃度も急激に変化します。サウスジョージア島に近づくと海を泳ぐキングペンギンやクジラなどが見え始めるかも知れません。第12〜13日目南極半島観光南極半島は、南米大陸に向かって伸びています。この手付かずの領域を探検しようとする冒険者に手を差し伸べています。南極半島は、フエゴ諸島から僅か1,000㎞距離に位置しています。南極探検では、雪に覆われた山々の風景や風と波によって彫刻された氷山などを見学します。南極は、1820年頃まで人類にとって未知の世第6〜8日目サウスジョージア島観光雪に覆われた峰々、壮大な氷河、多くの野生生サウスジョージア島と南極半島探検クルーズ 18日間サンティアゴ発着 No.3チリのサンティアゴ到着後、お客様ご自身でシルバーシー指定のホテルに移動。ホテルのチェックインは、午後3時以降になります。物がこの島で繁殖しています。ハーレムを巡る壮絶な戦いを繰り広げているミナミゾウアザラシやカラフルで膨大な数のキングペンギンの営巣地など驚異と感動の世界が広がっています。亜南極に位置するイギリスの海外領土であるサウスジョージア島には、いくつもの捕鯨基地がありました。私たちは、捕鯨基地跡を訪れる予定です。今日、クジラは、冷たい海を自由に回遊しています。エンデュアランス号は、シャクルトンの帝国南極横断探検隊を乗せて1914年8月9日にイギリスのプリマスを出港、ブエノスアイレスに短期間停泊した後、サウスジョージア島のグリトビケンに寄港、最終的に12月5日、グリトビケンから南極大陸に向けて出港。1915年2月末頃、ウェッデル海で流氷に捕まりました。1915年11月21日、エンデュアランス号は、氷に押しつぶされて氷の下に沈没。隊員達は、浮氷上で数ヶ月キャンプをおこないましたが、氷が割れて救命艇でエレファント島に避難。1916年4月、シャクルトンと5名の隊員が、救助を求めて小さな救命艇で荒れ狂う南極海を1500km航海してサウスジョージア島に向かいました。無事サウスジョージア島に到着後、険しい山岳地形の島を36時間かけて横断してストロムネスの捕鯨基地に辿り着きました。1916年8月末、エレファント島に残されていた隊員達を無事に救出する事が出来ました。伝説の使命を記念する博物館があり、サウスジョージア島に眠る偉大な探検家シャクルトンの墓に敬意を表する事ができます。サウスジョージア島には、10万羽ものキングペンギンの営巣地があります。マカロニペンギンのような小さなペンギンや風に乗って滑空するワタリアホウドリが繁殖しています。■詳細日程プエルト・ウィリアムズ着/乗船/出港20
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