ウシュアイア発着第18〜19日目ドレーク海峡クルーズ帰路の航海は決して孤独ではありません。多くの海鳥が再び本船を追いかけるように飛び交いながらついてきます。バードウォッチングや画像の整理、レクチャーなどで南極の旅を振り返ってください。第13日目終日航海(南極に向けて航海)巨大な氷山とナガスクジラに遭遇する確率は高く、この南極への最後の航海は退屈することはないでしょう。また、ナンキョクフルマカモメを観察できるのもこの日だけです。第20日目 ウシュアイア入港/下船朝、ウシュアイアに入港します。朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船します。下船後、港に停泊中の客船からウシュアイア空港へ無料で団体送迎いたします。第14〜17日目南極半島観光氷の状態が良ければ、ウェッデル海に入ります。巨大なテーブル型氷山が、南極半島の東側への到着を告げています。アデリーペンギンが多く生息するポーレット島も立ち寄る可能性があります。また、氷に閉ざされた南極海峡にあるブラウン・ブラフでは、南極大陸に足を踏み入れることができるかもしれません。東からウェッデル海に入る条件が整わなければ、エレファント島に進路を取り、サウスシェトランド諸島と南極半島の間にあるブランスフィールド海峡に向かいます。ここでは、北西から南極海峡へのアクセスを試みることができます。ブランスフィールド海峡では息を呑むような美し第11日目終日航海第12日目サウスオークニー諸島観光条件次第では、サウスオークニー諸島のローリー島にあるアルゼンチンの科学基地、オルカダス基地を訪問することができるかもしれません。基地の職員が施設を案内してくれ、周囲の●詳細日程フォークランド諸島、サウスジョージア島と南極探検クルーズ 19・20日間 No.9とって世界最大級の繁殖地でもあるのです。12月から1月にかけて、サウスジョージア島では、かなりの数のオットセイが繁殖しています。繁殖サイクルのピークを迎えるのは、シーズン半ばだけです。若い大人のゾウアザラシや今シーズン離乳したばかりの子どものゾウアザラシも見られます。この時期にビーチを歩くときは、足元に気をつけて過ごしましょう。◆グリトビケン : 捕鯨基地の跡地で、キングペンギンが通りを歩き、ゾウアザラシが我が物顔に横たわっています。グリトビケン博物館やシャクルトンの墓があります。10日目の午後、状況に応じて、サウスオークニー諸島の方角へ向けて航海を開始します。このルートには海氷があり、氷の縁ではオオトウゾクカモメやユキドリが他の海鳥と一緒になって南下する本船を追いかけてくるかも知れません。すべての旅程は、あくまでも目安です。プログラムは氷、天候、野生動物の状況により異なる場合があります。上陸は、IAATOの規則により、場所の空き状況、許可、環境への配慮が必要です。シーズン開始前にIAATOと正式な航行計画と上陸枠を取り決めますが、最終的な計画はエクスペディションリーダーが決定します。探検クルーズでは、柔軟性が最も重要です。船の平均巡航速度は10.5ノットです。氷河の広大な景色を楽しむことができます。もし訪問が不可能な場合は、コロネーション島のシングル・コーブへの上陸を試みるかもしれません。い景色が続き、さらに南下してジェルラシ海峡に向かいます。ドレーク海峡の状況によって正確な出発時刻が決まります。23
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