ポセイドン社 2021-22年 南極&北極クルーズ
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南極は、ペンギンで有名です。サウスシェトランド諸島や南極半島では、上陸してゼンツーペンギンやヒゲペンギン、アデリーペンギンの賑やかな営巣地を見学します。愛らしいペンギンのヒナは、忘れられない思い出となるでしょう。南極海には、多くの海洋哺乳類が生息しています。ウェッデルアザラシやカニクイアザラシ、ヒョウアザラシなどの鰭脚類(ききゃくるい)は、一般に浮氷上や海岸で見られます。ザトウクジラやミンククジラ、シャチは、採餌している時に見受けられます。南極半島の豊富な野生生物南極の風景は、世界中で最もユニークなもので、青い海面からそそりたつ急峻な峰々には雪と無数の氷河に覆われ、複雑な入り江や湾を作り出しています。その中には、南極随一の美しさを誇る風光明媚なルメール海峡があります。南極においてこのような水路は、凍った大陸のほんの一部です。巨大な氷河の崩落は、ダイナミックでとても感動的です。また、巨大なテーブル型氷山は、南極を代表するような光景でもあり、とてもドラマチックです。「氷」を抜きにしては、南極を語る事はできません。ドラマチックな南極の風景南極は、多くの英雄的な冒険と発見がなされました。この探検クルーズでは、初期捕鯨時代の英雄と極地探検、科学探検の足跡を訪ねます。南極半島とサウスシェトランド諸島周辺では、初期の勇敢な冒険者の史跡を見る事ができます。また、これらの地域には、各国が南極観測基地を設けており、その一つを見学する機会があります。例えば、博物館兼ギフトショップ、郵便局を兼ね備えたポートロックロイの基地などです。人類の冒険 過去と現在滅多に訪れる事のない南極圏の領域に入る素晴らしい探検クルーズです。伝説的な極地探検家や初期の科学探検家の足跡を訪ねます。南極圏では、多くのテーブル型氷山が海流に乗って漂い、野性味にあふれ原始の世界が広がっています。これぞ真の南極探検とも言えるクルーズをお楽しみいただけます。南緯66度33分を越えて南極圏へ南極の比類無き風景は、地球上の何処にもありません。広大でゴツゴツとした、白く輝く雪と氷河に覆われた峰々、深い青色の海面に流れ落ちる無数の氷河は、美しい入り江や湾を作り出しています。信じられない程の素晴らしい南極の風景サウスジョージア島は、野生生物を観察するには最高の場所です。この遠隔の美しい野生の地には、無数のキングペンギンやオットセイ、ゾウアザラシなどが混在して生息しています。また、この島には、アホウドリやウミツバメ、クジラドリ、トウゾクカモメ、キバナウ、カモメ、アジサシ、肉食のキバシオナガカモなど多種多様の海鳥が繁殖していてアホウドリと海鳥の世界最大のコロニーを形成しています。サウスジョージア島吹きさらしで樹木がほとんどないフォークランド諸島は、野鳥観察者にとってはパラダイスです。この諸島には、5種類のペンギンを始め、世界中のマユグロアホウドリの80%が繁殖し、フォークランドフナガモなどの固有種や渡り鳥などの多種多様の鳥類が生息しています。フォークランド諸島の周辺海域には、ミナミセミクジラやシャチ、ミナミカマイルカなどのクジラ類が生息しています。また、ミナミアメリカオットセイやオタリア(ミナミアメリカアシカ)、ミナミゾウアザラシの集団繁殖地が多くのビーチで見られます。フォークランド諸島原始の世界 !南極南極3

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