われます。また、写真を整理したり、図書室で南極関連の資料を見たり、ラウンジでお喋りをお楽しみください。白い大陸・南極に到達すると、言葉では言い表すことの出来ないほどの畏敬の念を覚える事でしょう。南極大陸が極端な場所であることを実感できます。澄んだ冷気と静寂さの中で神々しい雰囲気を味わいます。やがて愛嬌溢れるペンギン達を見た時、そのコミカルさに笑みが込み上げてくることと思います。南極では、ゾディアッククルージングや観測基地の訪問、ペンギンの営巣地やアザラシの見学を予定しています。毎回のアザラシやペンギンの見学ではいつも笑顔が絶えないでしょう。ゾディアッククルージングでは、ペンギンを捕まえるヒョウアザラシや好奇心にあふれるミンククジラを目にするかもしれません。毎回の上陸活動では、新しい発見がありますので片時もカメラを手放せません。南極をさらに満喫したい場合には、アドベンチャー・オプションのカヤックで大自然に最接近する事が出来ます。また、南極の思い出を爆発させるには、氷の浮かぶ南極海での飛び込み大会(ポーラー・プランジ)で南極を満喫いただけます。驚異と感動一杯のサウスジョージア島と南極の旅行を終え、ウシュアイアに向けてドレーク海峡を横断します。朝、ウシュアイアに入港下船後、クォーク社の無料送迎バスでウシュアイア空港までお送りいたします。そり立つ岩山です。その岩山の周囲をウやミズナギドリなどの鳥類が飛び交っています。これらの岩山を双眼鏡で眺めたり、写真撮影でお楽しみください。遥か彼方からサウスジョージア島への接近を楽しんだ後、最初の上陸を果たすために海岸に向かいます。島の上陸地点は多々ありますが、天候によって決定されます。私達が訪れる予定の場所では、地球上のどの場所でも体験できないほどの野生動物との出会いがあります。サウスジョージア島は、亜南極で最も豊かな野生生物の繁殖地の一つで、海岸線には、膨大な数のキングペンギンやマカロニペンギンが生息しています。島は鳥類愛好家には最高の楽園で、すべての上陸地でヒメウミツバメやアホウドリなど多くの海鳥に驚かされるでしょう。サウスジョージア島には、放棄された遺跡から何世紀もの間、人間の活動がおこなわれていたことを示す証拠が散在しています。1775年、ジェームズ・クック船長は、サウスジョージア島の野生生物の豊富さを初めて報告しました。彼の報告によって、たちまちオットセイの絶滅やクジラやゾウアザラシの急激な個体数の減少を招きました。幸いなことに、現在、この島の多くの種の個体数は著しい回復を見せています。エクスペディションチームは、捕鯨基地跡をご案内し、サウスジョージア島についてのプレゼンテーションを予定しています。サウスジョージア島で最も重要な訪問地の一つは、亜南極海域で最初に建設された捕鯨基地があるグリトビケンです。ここには、最も有名な南極探検家、アーネスト・シャクルトンが眠る墓地があります。南極半島に向けて航海します。南極の歴史や地質学、野生生物等のプレゼンテーションが行なウシュアイア空港到着後、クォーク社の無料送迎バスでホテルへお送りいたします。クォーク社指定のホテルに宿泊。世界最南端の港町アルゼンチンのウシュアイアは、パタゴニア地方や南極への旅の玄関口として、また交通の要衝として栄えています。周囲を山々に囲まれた町の散策をお楽しみください。手づくりチョコレートやアルゼンチンワインなどのお土産も充実しています。午前、自由行動午後、乗船手続夕刻、いよいよ待ちに待った南極へ向けてウシュアイアを出港。本船はビーグル水道を進みます。この水道は、チャールズ・ダーウィンが世界周航したビーグル号にちなんで名づけられたことでも有名です。私たちの船出を祝うかのように山裾に開けたウシュアイアの町が夕日を浴びて光り輝き、船尾には多くの海鳥が追いかけてきます。この先に待ち受ける非日常の世界に期待と興奮は高まることと思います。南へ針路を進めます。船は生物学的に南極地域に入ったことを示す南極収束線を越えて航行します。この海域は、寒冷な南極海流と大西洋や太平洋の温暖な海流が混じり合うため非常に肥沃で、世界中の海で最もクジラやアザラシの観察に適しています。船内では、ゾディアックボートの利用方法や南極条約、南極訪問者のガイドライン、バイオセキュリティ、野生生物、探検の歴史などのプレゼンテーションが予定されています。サウスジョージア島に近づいている事を示すのは、ジャグロックと呼ばれる南極海にぽつりとそ No.3サウスジョージア島と南極 ペンギンサファリ探検クルーズ 16日間ウシュアイア発着●詳細日程第1日目アルゼンチンのウシュアイア到着第3~6日目南大西洋 & 南極海クルーズ第9~10日目スコシア海クルーズ第11~13日目南極半島観光第14~15日目ドレーク海峡横断クルーズ第7~8日目サウスジョージア島観光第16日目ウシュアイア入港/下船第2日目乗船/ウシュアイア出港24
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