アンタークティック・ロジスティックス&エクスペディションズ社 2019-20年 南極大陸の旅
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●活動レベル「高」程度/チャレンジが必要。 ①生理的高度3,350m以上の日が何日間も続きます。 ②強風、嵐と寒さで気温が-40℃以下に低下する事もあります。 ③重い荷物を背負って8~12時間行動する事もあります。 ④極限の状況下で継続した活動をするため、身体能力と精神的なスタミナが必要です。 ⑤技術的なスキルが必要です。旅行前にエアロビクスなどのトレーニングプログラムが必要です。ガイドが各自の強みや欠点を把握し、チームのメンバー全員が登頂を成し遂げられるようにプランを作成します。翌日は、各自の装備や食料、チームで使う物の荷造りをします。 ヴィンソン・マシフへは、標準的なブランスコン氷河のショルダールートを登ります。登山には、約5~9日かかりますが、天候に左右される中、チームメンバーがどれだけ早く環境に適応できるかにもよります。たいていのグループは、登頂に挑戦する前に、2回の中間キャンプを張ります。毎日の登山計画は、安全と成功を考慮してガイドが決定します。クレバスの危険性があるため、登山中は、参加者が一緒にロープを繋いで登山をすることになります。 南極大陸/ヴィンソン・ベースキャンプ泊 ベースキャンプから、標高2,750mのローキャンプ地へ緩やかな斜面を進みます。この緩やかな上りには、ソリを利用します。ベースキャンプを出発する際は、約18~22㎏の荷物の約30%をバッグパックで運び、残りの約70%をソリで運びます。ローキャンプ地へは、4~6時間かけて高度650mを登ります。ローキャンプ地には、大きなダイニング・テントと就寝用のテントが用意されています。 ローキャンプ地は、朝遅くまで山影の中にあり、太陽がテントを照らすまでベッドの中で過ごすのが普通です。遅い朝食後、参加者のトレーニングや環境に順応するために、近くのビューポイントまでご案内します。体力のあるパーティーは、ローキャンプ地から往復5~6時間かけて、標高3,373mのクヌッツェン峰まで登るのも良いでしょう。 フィールドキャンプ泊 山の状況と天候が安定していれば、ローキャンプ地にソリを置いて、標高3,773mのハイキャンプ地へすべての装備を積み込んだバッグパックを背負って登ります。ローキャンプ地からハイキャンプ地へは1,023mの高度差があり、6~8時間かかります。 ブランスコン氷河の尾根北端のルートは、シン山や眼下に広がる氷河の素晴らしい眺めを楽しむことができます。固定されたロープのスタート地点までは約1時間です。傾斜40度の斜面を上ります。雪の状態は、ソフトからハードに変わりと氷交じりの風が吹き付けます。固定されたロープのあるエリアの登りは、4~5時間かかります。途中に大きな岩棚があり、そこで休憩し、食べ物や飲み物を口にする事ができます。固定されたロープのトップからハイキャンプ地までは約1時間30分、頂上の氷河の緩やかな坂を上ります。この区間では、強風で岩場が露出しており凍傷に注意が必要です。 ハイキャンプ地の設備は、ローキャンプ地と比較して簡素なものです。ガイドがクッキングシェルターで簡単な食事を用意します。テントの中でお召し上がりください。天候が穏やかであれば外で食事をする事もできます。翌日は、登頂に備えて身体を休め、ハイキャンプ地の高度に順応します。 フィールドキャンプ泊 チームは、出来る限り視界が良く天候に恵まれた日に登頂を試みます。ヴィンソン・マシフの山頂は、ハイキャンプ地との高度差が1,119mあり、第4~5日目ベースキャンプからローキャンプ地(2,750m.)へ※高度差650mの登山。ベースキャンプからローキャンプ地までの距離9㎞、所要約4~6時間※高度差1,023mの登山、傾斜角度45度以上、所要約6~8時間第6日目ローキャンプ地からハイキャンプ地(3,773m)へ※ハイキャンプ地から登頂、そして下山 高度差1,119m。所要約9~12時間第7~8日目ハイキャンプ地からヴィンソン・マシフ(4,892m)の登頂南極大陸/ヴィンソン・ベースキャンプ泊 ハイキャンプ地からベースキャンプへの下山は、通常一日で行われます。固定ロープで下り、ブランスコン氷河に沿ってもと来たルートを辿りベースキャンプに戻ります。ヴィンソン・ベースキャンプでは、ボリュームたっぷりの食事をおとりいただき、登頂を祝して乾杯します。第9日目ハイキャンプ地からベースキャンプに下山プンタ・アレナス泊 天候と機体状況が良ければ、イリューシン機がユニオングレーシャー・ベースキャンプに到着し、チリに戻ります。プンタ・アレナスでは、ALE社のスタッフが空港でお迎えし、ホテルまでお送りします。※ご帰国の際、お客様のフライト時間に合わせ、ALE社のスタッフがホテ ルからプンタ・アレナス空港まで送迎いたします。第12日目プンタ・アレナスへの帰還 天候と機体状況が良ければスキープレーンでユニオングレーシャー・ベースキャンプに戻ります。天候状況によっては、天候状況が回復するまでベースキャンプに滞在する事もあります。ユニオングレーシャー・ベースキャンプ到着後、温かいシャワーをお取りいただき、メインキャンプの滞在をお楽しみください。また、下記のエクスカーションもお楽しみ頂けます。第10~11日目ユニオングレーシャー・ベースキャンプへ野外活動プログラム ●エレファント・ヘッド ●ドレーク氷爆 ●ヒドン・バレー ●チャールズ・ピーク・ウィンドスコープ ●ロスマン・コーブのビーチ南極大陸/ユニオングレーシャー・ベースキャンプ泊往復で9~12時間かかります。ルートの大部分は、岩の多い頂上尾根に通じる雪や氷の急な坂道で、素晴らしいヴィンソン・サミット渓谷に沿って歩きます。 ルートの一部はむき出しのため、強風の所もあります。頂上のピラミッドへは2つの登頂ルートがありますが、大抵のグループは、より険しい右側(西側)ルートを上り、登頂後に左側(東側)ルートを下ります。ガイドが天候とチームの状況を考慮して最適なルートを案内します。 頂上からは、息を飲むほどの素晴らしい絶景が広がります。ガードナー山、タイラー山、エパリー山、シン山が目の前に見え、眼下には、山々に囲まれた広大な氷床が広がっています。南極大陸の最高峰の頂上で、大陸の威厳と壮大さに圧倒されます。写真を撮り、心ゆくまで登頂の喜びをかみしめてください。登頂の感動を満喫した後、ハイキャンプ地に戻ります。 フィールドキャンプ泊28
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