ヘリテージ・エクスペディションズ社 2019-20年 南極・北極
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40kmの砂利浜に位置するメイニビリギノは、ヘラシギの繁殖地として世界的に最も重要な場所です。ヘラシギのリカバリー会議のメンバーにより10番(つがい)が監視されています。もし可能ならば、そのメンバーに監視されている巣の1つに案内してもらえるかもしれません。この地域には、他の野生生物も多く生息しているので、ミカドガン、シロエリオオハム、ハシジロアビやカナダヅルを目にできるかもしれません。ラグーンの入り口には、ゴマフアザラシやコククジラ、シロイルカやクビワカモメが生息しています。この海岸線は海生哺乳類が豊富で、特にセイウチに出くわす可能性が高い場所です。海生哺乳類は常に移動しますので、遭遇できるかは運しだいです。しかし、過去の探検クルーズでは目にすることができました。また、たくさんのコククジラもよく集まっています。ナバリン岬の北がケインギピイルギン・ラグーンです。ここには、ミカドガン、マガン、コクガン、ケワタガモ、オオハクチョウ、コオバシギやコシジロアジサシなど水鳥や渉禽類が繁殖しています。アナディリ湾に入る際にベルーガを見られるかもしれません。朝 : アナディリ入港朝食後、船のスタッフやエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。下船後、アナディリの中心地のホテル及び空港まで無料送迎いたします。池、砂利浜を寄せ集めたような場所です。オガワコマドリやオオジュリンも観察できるかもしれません。ヴェルホツロヴァ島には、エトピリカやハシブトウミガラス、ヒメウ、ミツユビカモメなどの海鳥の大きな繁殖地があります。また、崖の上からは素晴らしい眺めをお楽しみいただけます。ここではコケワタガモやケワタガモ、シノリガモも観察できます。また、沖合の岩場でトドを見られるかもしれません。一日の終わりにゾディアック・クルージングかゴヴェナ半島に上陸を予定しています。たくさんのヒグマがよく見られる可能性があります。海岸線に沿ってあまり知られていない地域を航海します。ヒグマが見られる可能性のある場所は、木々に覆われたフィヨルドです。そこでは運が良ければマウンテンシープやカムチャツカマーモットも見られるでしょう。ラグーンや浅い湾には、ツンドラヒシクイ、コケワタガモ、オバシギ、ヒバリシギ、シロハヤブサ、ヤマヒバリ、ハギマシコなど沢山の鳥類が生息しています。この地域はコバシウミスズメの繁殖地で、今回の探検クルーズでも目にすることができるでしょう。前回のクルーズでは、この海岸線をたくさん探索し、生物分布や2011年には知られていなかったヘラシギの繁殖数も記録しました。前回は我々の探検クルーズに国際鳥類及びロシア研究チームの研究者も同伴し一緒に観察しましたが、今回も新しい繁殖地を探しながらこの地域の変化を見るために訪れます。この探検クルーズは、ほんのわずかの観光客が写真撮影やハイキング、バードウォッチングをしながら種の多様性を知る事ができるユニークな旅です。午後 : スピリット・オブ・エンダービー号に乗船夕刻 : ペトロパブロフスク・カムチャツキーから「カムチャツカ半島東海岸探検クルーズ」に出港朝、ゾディアック・ボートでズパノバ川をクルーズします。目的はオオワシで、たいてい川の近くに巣をつくります。また、かなりの数のゴマフアザラシが川の砂州にいます。そして水鳥や渉禽類も観察できます。午後、コマンドルスキー諸島に向けて出港。船上からコアホウドリ、マダラシロハラミズナギドリやハイイロウミツバメなどの鳥を探索します。カムチャツカ海溝は、クジラ類にとって素晴らしい環境で、前回の横断時にはシロナガスクジラを見ることができました。野生生物が豊富なコマンドルスキー諸島は、1741年、デンマーク生まれのロシア帝国の探検家ヴィトゥス・ベーリングの船が難破した際に発見されました。上陸観光とゾディアック・クルージングで島々を探検します。最初に訪れるのは、興味深い博物館のあるニコルスコエの村です。ゾディアック・クルージングでは、チシマウガラス、アカアシミツユビカモメ、ウミバト、ツノメドリ、ウミオウム、エトロフウミスズメ、シラヒゲウミスズメやラッコなどを観察できるでしょう。ベーリング島の南海岸に沿ってクルーズします。この海域では、ザトウクジラ、マッコウクジラ、ミンククジラなどが見られます。オルカやツチクジラなどにもよく出くわします。上陸予定地は、ムナグロ、トウネン、アカエリヒレアシシギなどの渉禽類がいるツンドラの沼地、●詳細日程第1日目ペトロパブロフスク・カムチャツキー出港第13日目ナバリン岬とケインギピイルギン・ラグーン(Keyngypilgyn)観光第2日目ズパノバ川観光第3~4日目コマンドルスキー諸島観光第7~10日目コリャーク地方とチュクチ沿岸観光第11~12日目メイニビリギノ観光第5日目カラギンスキー島(Karaginskiy)観光第6日目ヴェルホツロヴァ島(Verkhoturova)とゴヴェナ半島(Govena)観光第14日目 アナディリ入港/下船カムチャツカ半島東海岸探検クルーズ 14日間 No.310
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