クォーク社 2019-20年 南極
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南極大陸がだんだんと目前に迫ってきます。南極クルーズに参加されたお客様は壮大で神秘的な大自然を目の当りにした時、畏怖の念を抱かれることが少なくないようです。なんといってもその大部分は太古から人間の手に触れられておらず、独特の空気と時間が流れています。その完璧ともいえるような静けさや、言葉にできない寂寥をご体感ください。氷河が海に崩落する音やペンギンがよちよちと足元を歩いてくる音にハッとされることと思います。エクスペディション・チームの安全管理と案内のもとで氷上を歩き、ペンギンたちに交じりながら観測基地を訪れます。ヒゲペンギン、ゼンツーペンギン、アデリーペンギン、ナンキョクオットセイ、ウェッデルアザラシ、カニクイアザラシ、ヒョウアザラシ、ミンククジラなど、挙げられるだけでもこれだけの多くの野生生物たちを上陸観光やゾディアック・クルージングで観察いただけます。同様にアドベンチャー・オプションのカヤックで入り組んだ入江や湾を探索することもできます。その他にも「ポーラー・プランジ」と呼ばれる「南極海飛び込み大会」も予定されています。笑いあふれる参加型イベントです。2週間以上の野生生物探索を終え、ドレーク海峡を横断し再びウシュアイアへ戻ります。朝、ウシュアイアに入港下船後、クォーク社の無料送迎バスでウシュアイア空港までお送りいたします。スタンリーには、教会や博物館、イングリッシュパブなどが点在し、町並みはイギリス風で「辺境の町」といった魅力があります。南へ針路を進めます。船は生物学的に南極地域に入ったことを示す南極収束線を越えて航行します。この海域は、寒冷な南極海流と大西洋や太平洋からくる温暖なインド海流が混じり合うため非常に肥沃で、世界中の海で最もクジラやアザラシの観察に適しています。南極海域の中でもサウスジョージア島には多種多様の野生生物が生息し「南極のガラパゴス」と呼ばれています。海岸線は10万羽にもおよぶキングペンギンの一大営巣地になっています。また、ミナミゾウアザラシやナンキョクオットセイも数多く生息しています。サウスジョージア島は、長い間、南極探検や入植の要衝の島でした。当時の開拓者たちは、捕鯨やアザラシ猟で生計を立てていました。一度は絶滅しかけたこれらの生物たちも今は、昔の個体数に戻りつつあります。グリトビケンの集落には、南極探検中に非業の死を遂げた偉大な探検家アーネスト・シャクルトンが眠る墓地があります。現在、ここには、かつての捕鯨基地や博物館、ショップ、教会、研究所があり、20名ほどの住民と科学者、助手たちが暮らしています。ここでは、捕鯨基地跡や入植の前線基地跡などを見学する予定です。キングペンギンに別れを告げ、南極大陸を目指します。条件が整えばこの行程でサウスオークニー諸島を訪れることもあります。ウシュアイア空港到着後、クォーク社の無料送迎バスでホテルへお送りいたします。クォーク社指定のホテルに宿泊します。旅の始まりはアルゼンチンのウシュアイアになります。この南米大陸最南端の賑やかな港町はパタゴニア地方や南極への旅の玄関口として、また交通要衝として栄えています。出港前日は、多くのお店や博物館、カフェなどが軒を連ねるウシュアイアの町の散策などでお過ごしください。夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けてウシュアイアを出港します。この先に待ち受ける非日常の世界に期待と興奮は高まることと思います。南極条約、南極訪問者のガイドライン、ゾディアックボートの利用方法や南極の野生生物、探検の歴史、南極の自然などのレクチャーが始ります。図書室で南極関連の資料を閲覧頂いたり、バーカウンターやデッキでおしゃべりを楽しんだり、ゆっくりとお寛ぎください。フォークランド諸島の東フォークランド島と西フォークランド島を訪れます。この2つの大きな島には、イワトビペンギン、ゼンツーペンギン、マゼランペンギンなどの営巣地があります。また、ここでは亜南極のみで繁殖するキングペンギンも見ることができるかもしれません。海鳥ではマユグロアホウドリやフォークランドツグミ、フォークランドフナガモなど多様な野生生物が生息しており、上陸観光やゾディアック・クルージングでの見学を予定しています。 No.4フォークランド諸島とサウスジョージア島、南極探検クルーズ 20日間ウシュアイア発着●詳細日程第1日目アルゼンチンのウシュアイア到着第3日目南大西洋クルーズ第6~7日目南極海クルーズ第12~13日目南極海クルーズ第18~19日目ドレーク海峡横断クルーズ第4~5日目フォークランド諸島観光第8~11日目サウスジョージア島観光第20日目ウシュアイア入港/下船第2日目乗船/ウシュアイア出港第14~17日目サウスシェトランド諸島と南極半島観光24
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