クォーク・エクスペディションズ社 2017年 北極旅行&クルーズ
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北極圏のサマーセット島への旅●詳細日程イエローナイフに到着後、クォーク社指定のホテルへ宿泊。ゴム長靴とパルカの受け渡し及び北極旅行の説明会を予定しています。 イエローナイフ泊午前、チャーター機で1,500kmを飛行しアークティック・ウォッチ・ロッジへ向かいます。約4時間半の飛行中、森林境界線を越えて北極圏に入ります。途中、ケンブリッジ・ベイにて給油を予定しています。飛行機がサマーセット島の滑走路に着陸する前に、カニンガム入り江の上空で旋回しますので、入り江やロッジの全貌を空中からお楽しみいただけます。午後、北極圏のサマーセット島にある私設滑走路に到着。滑走路から少し歩いて、いかだでカニンガム川を渡ってロッジに到着です。施設を見学し、ご自分のキャビンに落ち着いた後、クォーク社のスタッフがこれからの予定をご案内いたします。 アークティック・ウォッチ・ロッジ泊 最初の朝は簡単で楽しい4輪バギー(ATV)の運転オリエンテーションです。その後、カニンガム入り江まで短時間のハイキングでベルーガ(シロイルカ)がほんの数メートル離れた浅瀬で遊んでいる様を観察します。午後は、5階建ての建物に相当する高さから流れ落ちる滝、トリプル・ウォーターホールまでハイキングを楽しみます。子育て中のハヤブサやアビ、ユキホオジロ、シギ、ケアシノスリなども見られるでしょう。谷を歩き回って、けなげに咲く北極の花々も楽しみましょう。ジャコウウシにも出会うかもしれません。夕食後、ロッジの内外を見てみましょう。図書室には幅広い北極関連の書籍が並んでいます。資料館には近くで集めた化石、北極の動物類の骨、そしてカナダやグリーンランド、シベリアからの伝統的イヌイット衣装などが展示しています。 アークティック・ウォッチ・ロッジ泊朝食後、4輪バギー(ATV)でカニンガム川のデルタを渡って辺り、一面が見渡せるマスコック・リッジ・トレイルに沿ってドライブです。途中、ジャコウウシの群れやホッキョクキツネの巣穴近くで子供がじゃれ合っているのを見たりできるかもしれません。イヌクシュク湖でのアウトドアー・ランチをお取り頂いた後、釣りの道具は用意いたしますので、ホッキョクイワナの「キャッチ・アンド・リリース」で釣りをお楽しみください。帰りは川に沿った別の道を通り、珍しい形をした岩柱や石炭層などを見ます。夕食後はワイルドライフ講座があります。(注)フィッシングライセンスは、別途料金が必要となります。 アークティック・ウォッチ・ロッジ泊今日はカニンガム入り江でカヤックを楽しみます。全ての装備の用意と基本的なオリエンテーションをおこないます。氷山の間をぬいながらワモンアザラシ、アゴヒゲアザラシ、ベルーガなどを期待します。キョクアジサシやケワタガモなどの海鳥も見られるかもしれません。海辺で昼食後、短いハイキングで近くの谷にある「カヤックの滝」へ。そこから伝説の北西航路が見渡せます。ホッキョクグマを見られるかもしれません。午後は、カニンガム入り江に戻りベルーガを観察します。この場所はベルーガが高い密度でいる事と、ロッジに近いので貴重です。岸辺に立って、ベルーガの群れがじゃれ合っている様子を、そして「海のカナリヤ」との別名があるほどおしゃべりな声が聞こえるかもしれません。スタッフが水中マイクで拾ったベルーガの声を聞かせてくれます。夕食後は、カニンガム入り江で行われたベルーガ調査についての講座を予定しています。 アークティック・ウォッチ・ロッジ泊朝食後、カニンガム川のデルタを超えてフラット・ロック・フォールズまで行きます。ハイキング又は多目的全輪駆動トラック「ウニモグ」に乗るかお選びいただけます。活断層線のずれによって出来た300mにもなる切り立った崖のサマーセット島渓谷を訪ねます。辺り一面に先史時代からの動植物の化石が散らばっています。キョクアジサシ、チドリ類、ハクガンなどの営巣風景が見られるかもしれません。文字通り平らな岩の上でピクニックランチをとります。午後は、ガル・キャニオンであたりの荒地と対照的な営巣地周辺の緑豊かな様子を観察します。夕食後は、北極講座を予定しています。 アークティック・ウォッチ・ロッジ泊今日は、4輪バギー(ATV)でケープ・アンの沿岸に並ぶ チューレー史跡を訪れます。ホッキョクグマが良く見られる場所でもあります。チューレー文化は現在のイヌイット族の直接の祖先でホッキョククジラを仕留める技術を持っていました。途中、氷山、昔のイヌイットキャンプ地跡やクジラの骨なども見学します。このあたり最大のケープ・アンのチューレー史跡は鯨の骨と石を使った15軒の住居跡があります。ホッキョクグマは沿岸で海氷が張るのを待っています。帰りのレッド・ヴァレー経由の道からは、私たちのロッジを遠望する事が出来ます。 アークティック・ウォッチ・ロッジ泊今日のプログラムの始めは、ウニモグでラフティング・ボートを約20㎞離れたカニンガム川上流まで運びます。最後の6㎞ほどは、8千年前のものと言われるホッキョククジラの頭蓋骨2つが残るバッド・ランドを歩きます。ラフティングを楽しみながらジャコウウシ、ハクガン、トウゾクカモメ、ホッキョクキツネ、シギ、ケアシノスリなどとの遭遇を期待しましょう。スタッフがラフティング・ボートを川に浮かべる準備をしている間に、そばの河原でピクニックランチを楽しみます。ロッジには、ラフティング・ボートに乗って戻ります。透明な水の流れは速いですが瀑布や難しい場所はありません。途中の眺めは素晴らしく、急な崖や180度近い方向転換をする場所もあります。今晩はアークティック・ウォッチ・ロッジでの最後のディナーです。 アークティック・ウォッチ・ロッジ泊午前、イエローナイフ出発前に最後のアクティビティを楽しめるかも知れません。午後、楽しかったアークティック・ウォッチ・ロッジでの生活とスタッフに別れを告げて、チャーター機でイエローナイフへ。午後、イエローナイフ到着後、クォーク社指定のホテルにご案内致します。 イエローナイフ泊朝食後、クォーク社のスタッフにゴム長靴を返却し、解散となります。第5日目ニンガム入り江でのカヤックとベルーガ観察第6日目フラット・ロック・フォールズ観光とガル・キャニオン観光第7日目ケープ・アンの沿岸に並ぶチューレー史跡観光第4日目マスコック・リッジ・トレイルに沿ってのドライブ第2日目イエローナイフ発Bサマーセット島アークティック・ウォッチ・ロッジ(サマーセット島)着第9日目アークティック・ウォッチ発B イエローナイフ着第3日目カニンガム入り江でのベルーガ観察とトリプル・ウォーターホールへのハイキング第10日目イエローナイフにて解散第8日目ラフティング・アドベンチャー第1日目イエローナイフ(カナダ)に到着34
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