コースエリア カナダ北極圏第11〜15日目西グリーンランド観光これから訪れる西グリーンランドは、壮大な氷河、そびえるフィヨルド、活気に満ちたコミュニティがあり息を呑むほど美しい場所です。ウペルナヴィク諸島本土の唯一のコミュニティとなるヌーススアーク(旧クラウルスハウン)があります。ここは1923年に貿易拠点として設立され、グリーンランドで最も伝統的な狩猟や漁業をする集落の一つでもあります。グリーンランドの各コミュニティを訪れるのはどれもユニークな体験になりますが、ウマナック(Uummannaq)の訪問は特に心を奪われるかもしれません。背景にそびえるハート型の山がこの集落の由来になっているのも不思議ではなく、ウマナックとは、グリーンランド語で「ハートのような」という意味になります。集落の風景が見えてくると岩だらけの地盤に点在数色鮮やかな色に塗られた木造家屋、そして背景にそびえたつ双子の山頂の景色は素晴らしいです。ここは1758年、デンマークの植民地が本土に設立された後、こちらの集落の方がアザラシ猟が盛んだったために5年後、移転してきた歴史背景があります。近くのキラキツオク遺跡(Qilakitsoq)では、古代集落の遺跡を訪れることができます。1972年2人の猟師が岩の露頭で服を着たままのミイラ8体を発見いたしました。この有名なグリーンランドのミイラは1475年までさかのぼる遺体で、現在はヌークのグリーンランド国立●詳細日程第17日目レイキャビクにて解散カナダ北極圏と西グリーンランド探検クルーズ 17日間 No.4博物館で展示されています。さらに南へ航海するとエキップセルミアの素晴らしい景色が望めます。氷の海からそびえたつギザギザで青く輝く氷河は、グリーンランドでも最も美しい景色の一つです。安全な距離を確保しながらその巨大な氷河の目の前までのゾディアッククルーズや付近を上陸して探検をすることもできます。イルリサットはグリーンランド語で「氷山」を意味します。このイルリサット南側には印象的なイルリサット氷河フィヨルドがあり、ユネスコ世界遺産になっています。北半球で最も氷河の生産量が多いヤコブスハブン氷河(Sermeq Kujalleq)が属しこのフィヨルド内でのゾディアックルーズは、轟音とともに驚異の氷河崩落を目にできるかもしれません。1741年に設立されたこの伝統的な町は人より犬ぞりの犬たちの数の方が多いことで有名です。1920年代初頭に犬ぞりで北西航路を初めて横断した探検家で人類学者でもあるクヌート・ラスムッセンの出身地でもあります。イルリサットでのハイキングでは、フィヨルドからディスコ湾へと流れ出る新しい氷山が浮かぶ素晴らしい景色も楽しめます。シシミウトを訪れると伝統的なカヤックの実演がお楽しみいただけます。カヤックという言葉はイヌイット語が起源で、グリーンランドのシンボルでもあり、何千年もの間イヌイットの猟師に使用されてきました。この町にはグリーンランドに現存する最古の教会を含む18世紀の植民地時代の建物がいくつか残っており、歴史地区の散策も楽しむことができます。北極圏から2kmほどに位置する小さな島の窪地にあるのが、海と山に囲まれたイティレックです。ここはグリーンランドそり犬の南限として犬種の血統を保つためにも、このコミュニティより南にはグリーンランドそり犬の飼育は許可されておらず、またここより北では他犬種の飼育も禁止されています。一方ここは歓迎的なコミュニティとしても知られており、訪問者を招きコーヒーやケーキを楽しみながら会話を楽しむグリーンランド伝統の「カフェミック」を体験できかもしれません。カラフルな色で塗られた木造家屋が並ぶ居住地の散策や漁業を主に暮らす地元の人々とのおしゃべり、一緒にサッカーをして交流など、イティレックのフレンドリーな雰囲気を体験できるでしょう。 カンゲルルススアーク入港/第16日目下船/発 レイキャビク着/泊カンゲルルススアークに入港。ゾディアックボートを使用し下船します。下船後、空港までお送りし、空路レイキャビクへ。レイキャビク到着後、団体送迎で提供ホテルまでお送りいたします。ホテルに着後、最後の夜をお楽しみください。ホテルにて朝食をお召し上がりください。その後それぞれの旅路に向けて解散となります。26
元のページ ../index.html#27