オーシャンワイド・エクスペディションズ社 2025年 北極
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第2〜7日目スピッツベルゲン島北部観光第1日目●詳細日程ロングイヤー・ビーエン発着第8日目  ロングイヤー・ビーエン入港/下船朝、スピッツベルゲン島のロングイヤー・ビーエンに入港します。スピッツベルゲン島北部探検クルーズ 8日間スピッツベルゲン島のロングイヤー・ビーエンに到着/乗船/出港(自然の美しさ、野生動物、流氷)この探検クルーズでは、流氷の中に入り、険しいスピッツベルゲン島北部の人里離れた海岸線に沿って進みます。私たちが訪問する可能性のある場所は次のとおりです。 No.4スヴァールバル諸島最大の島、スピッツベルゲン島の行政の中心地、ロングヤー・ビーエンに到着します。かつての鉱山町は、教区教会やスヴァールバル博物館など、魅力的な観光スポットが点在しており、散策が楽しめます。一見、荒涼とした田園風景ですが、100種以上の植物が記録されています。午後、乗船手続、夕刻、開拓時代の雰囲気が残るロングイヤー・ビーエンを出港。イース・フィヨルドを航行して北極探検クルーズに向かいます。フィヨルドを航行中、この探検クルーズで最初のミンククジラに出会えるかもしれません。◆ラウドフィヨルド            スピッツベルゲン島の北海岸では、氷河が溢れる広大なフィヨルドを楽しむことができ、ワモンアザラシやアゴヒゲアザラシが訪れることもあります。この崖と海岸線は、海鳥のコロニーや豊かな植生、ホッキョクグマの生息地でもあります。◆モナコ氷河              天候や海氷の状態によっては、リーフデ・フィヨルドに入り、モナコ氷河の全長5kmの氷壁を目前にしてクルーズすることもあります。この断崖絶壁の氷河の前の水域は、何千羽ものミツユビカモメのお気に入りの餌場であり、氷の麓はホッキョクグマの狩場として人気があります。シーズン初期に氷の状況によりここでの航行ができない場合は、スピッツベルゲン島の西海岸に沿って航行する可能性があります。◆ヒンローペン海峡の見どころ      私たちは、アゴヒゲアザラシ、ワモンアザラシ、ホッキョクグマの生息地であるヒンローペン海峡への航行を目指します。海峡入り口ではシロナガスクジラに出会える可能性もあります。ゾディアックでロムフィヨルドシャルヴォヤ島(Lomfjordshalvøya)の流氷の間をクルーズした後は、数千羽のハシブトウミガララスが生息するアルケフィエッレの鳥の崖を眺めることができます。ヒンローペン海峡の東側では、ノールアウストランネ島への上陸を試みるかもしれません。ここでは、トナカイ、コザクラバシガン、セイウチが見られるかもしれません。氷でヒンローペン海峡に入れない場合は、別のルートを取ることもあります。◆七島群島(セブン・アイランド)      航海の最北端は、ノールアウストランネ島の北、七島群島(セブン・アイランド)かもしれません。ここでは、北緯80度、地理的な北極点からわずか870kmに到達する可能性があります。フィップス島には、セイウチのホールアウト(上陸し、休息している場所)があり、ロス島は、スピッツベルゲン最北端の島です。船は再び西に旋回する際に、流氷の奥深くを航行する可能性があります。◆大陸棚の航海            西へのルートを辿りながら、ホッキョクグマやグホッキョククジラを探します。スピッツベルゲン島の西約40海里(75㎞)、大陸棚の端を航行します。ここではナガスクジラが夏の間、スピッツベルゲン・バンクスに沿って広がる湧昇帯(冷たく栄養豊富な水が海面下から湧き出てくる場所)で餌を探します。コングスフィヨルドの河口では、ミンククジラを目撃できる可能性が高くなります。◆プリンス・カール・フォーランド島(フォーランデット)、 セント・ジョンズ・フィヨルド、        またはアルホーネット         セイウチはパルフィロッデンのフォーランデットに時々やって来ます。しかし、そこに行けない場合は、イスフィヨルドの河口まで航行し、そこでさまざまな種類のヒゲクジラが見られるかもしれません。私たちの上陸予定地は、海鳥が崖に巣を作り、ホッキョクギツネが下に落ちた卵や雛を探し、トナカイがまばらな植生の草を食べているアルクホーネットです。もう1つの可能性としては、イメルブクタの氷河前線が挙げられます。そこでは、さまざまな種類のケワタガモの群れを見ることができます。午前、朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船。18

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