ウシュアイア発着第14〜17日目サウスシェトランド諸島と南極大陸がだんだんと目前に迫ってきます。南極旅行に参加されたお客様は壮大で神秘的な大自然を目の当りにした時、畏怖の念を抱かれることが少なくないようです。なんといってもその大部分は太古から人間の手に触れられておらず、独特の空気と時間が流れています。その完璧ともいえるような静けさや、言葉にできない寂寥をご体感ください。氷河が海に崩落する音や、ペンギンがよちよちと足元を歩いてくる音にハッとされることと思います。エクスペディション・チームの安全管理と案内のもとで氷上を歩き、ペンギンたちに交じりながら観測基地を訪れます。ヒゲペンギン、ゼンツーペンギン、アデリーペンギン、ナンキョクオットセイ、ウェッデルアザラシ、カニクイアザラシ、ヒョウアザラシ、ミンククジラなど…挙げられるだけでもこれだけの多くの野生生物たちを上陸観光やゾディアック・クルージングで観察いただけます。同様にアドベンチャー・オプションの「シーカヤック(有料)」で入り組んだ湾部を探索することもできます。その他にも「ポーラー・プランジ」と呼ばれる南極海飛び込み大会では南極の海に飛び込むこともできます。笑いあふれる参加型イベントです。第6〜7日目南大西洋 & 南極海クルーズ南へ針路を進めます。船は生物学的に南極に入ったことを示す南極収束線を越えて航行します。この海域は、寒冷な南極からの海流と大西洋や太平洋、インド洋からの比較的暖かい海流が混じり合うため非常に肥沃で、世界中の海で最もクジラやアザラシの観察に適しています。バイオセキュリティ(防疫対策)の手続や南極条約、南極訪問者のガイドライン、サウスジョージア島の野生生物、探検の歴史、自然などのプレゼンテーションを行いサウスジョージア島到着に備えます。図書室で南極関連の資料を閲覧したり、バーカウンターやデッキでおしゃべりを楽しんだり、ゆっくりとお過ごしください。第1日目アルゼンチンのウシュアイア到着ウシュアイア空港到着後、無料送迎バスでクォーク社指定のホテルへお送りいたします。ホテル到着後、チェックイン&宿泊。旅の始まりはアルゼンチンのウシュアイアになります。この南米大陸最南端の賑やかな港町はパタゴニア地方や南極への玄関口として、また交通の要衝として栄えています。出港前日は、多くのお店や博物館、カフェなどが軒を連ねるウシュアイアの町の散策などでお過ごしください。●詳細日程第8〜11日目サウスジョージア島観光南極海域の中でもサウスジョージア島には多種多様な野生生物が生息し「南極のガラパゴス」と呼ばれています。海岸線は10万羽にもおよぶキングペンギンの一大繁殖地になっています。また、ミナミゾウアザラシやナンキョクオットセイも数多く生息しています。サウスジョージア島は、長い間、南極探検や入植の要衝の島でした。当時の開拓者たちは、捕鯨やゾウアザラシ猟で生計を立てていました。一度は絶滅しかけたこれらの生物たちも今は、昔の個体数に戻りつつあります。グリトビケンの集落には、南極探検中に非業の死を遂げた偉大な探検家アーネスト・シャクルトンのお墓があります。現在、ここには、かつての捕鯨基地跡や博物館、土産物屋、教会、研究所があり、20名ほどの住民と科学者、助手たちが暮らしています。ここでは、捕鯨基地跡や入植の前線基地跡などを見学する予定です。第18〜19日目ドレーク海峡横断クルーズ2週間以上の野生生物探索を終え、ドレーク海峡を横断し再びウシュアイアへ戻ります。第20日目朝、ウシュアイアに入港。午前、朝食後、下船。クォーク社の無料送迎バスで空港へお送りいたします。第12〜13日目スコシア海クルーズキングペンギンに別れを告げ、南極半島を目指します。船内では、野生生物や探検の歴史など第4〜5日目フォークランド諸島観光フォークランド諸島の東フォークランド島と西フォークランド島を訪れます。この2つの大きな島には、イワトビペンギン、ゼンツーペンギン、マゼランペンギンなどの営巣地があります。また、ここでは亜南極のみで繁殖するキングペンギンも見ることができるかもしれません。海鳥ではマユグロアホウドリやフォークランドツグミ、フォークランドフナガモなど多様な野生生物が生息しており、上陸観光やゾディアック・クルージングでの見学を予定しています。第2日目乗船/ウシュアイア出港第3日目南大西洋クルーズフォークランド諸島とサウスジョージア島、南極探検クルーズ 20日間午前、自由行動、南米最南端のウシュアイアでの休日をお楽しみください。午後、乗船手続。夕刻、いよいよ待ちに待った南極へ向けてウシュアイアを出港します。本船はビーグル水道を進みます。この水道は、チャールズ・ダーウィンが世界周航したビーグル号に因んで名づけられたことでも有名です。私たちの船出を祝うかのように山裾に開けたウシュアイアの町が夕日を浴びて光り輝き、船尾に多くの海鳥が追いかけてきます。フォークランド諸島に向けて航海します。船内では、ゾディアックボートの利用方法やフォークランド諸島の野生生物や歴史などのプレゼンテーションを行いフォークランド諸島到着に備えます。スタンリーには、教会や博物館、イングリッシュパブなどが点在し、町並みはイギリス風で「辺境の町」といった魅力があります。のプレゼンテーションでサウスシェトランド諸島や南極半島到着に備えます。南極半島観光ウシュアイア入港/下船 No.944
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