クォーク社 2025-26年 南極
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9●●●●●●●●●●●●●●●ルーテル教会(グリトビケン)アーネスト・シャクルトンの墓(グリトビケン)捕鯨基地跡(ストロムネス)キングペンギン●セント・アンドリューズ湾●オーシャン・ハーバー●キング・エドワード岬●フォーチュナ湾●リース湾●プリンス・オラフ湾●ゴールド・ハーバー●ロイヤル・ベイスコシア海に浮かぶ長さ160km、幅30kmの三日月型をした山岳性の島です。気候は、寒冷多湿、海抜1,800m以上の氷河を冠した山々が12峰もあり、最高峰は、海抜2,934mのペジェット山。氷河は、160ヶ所以上もあり、その多くは海まで達しています。捕鯨の最盛期には、グリトビケンに500人もの人間が働いていましたが、今では捕鯨基地跡、博物館、土産物店、教会、南極観測基地などがあるのみです。ここには、偉大な探検家アーネスト・シャクルトンが眠る墓地があります。また、この島には、10万羽ものキングペンギンや何千頭もの巨大なゾウアザラシ、鳥類など多種多様の野生生物が生息し、「南極のガラパゴス」と呼ばれています。South Georgia IslandSouth Georgia Islandウエルカム島  バード島ウイリス    エルスフル諸島ソールズベリー平野     キングハーコン湾ベイ・オブ・アイルプリオン島ストロムネス●フスビックグリトビケンアネンコフ島  ドリガルスキー・フィヨルドペジェット山クーパー・ベイクーパー島 ディサポイントメント岬1912年頃まで1904年〜65年1992年1775年ジェームズ・クックによって再発見され、       イギリスが領有を宣言以降、クック船長の報告により多くのアザラシ猟師が大挙して押し寄せ、オットセイやミナミゾウアザラシは油の原料として乱獲され、ほぼ絶滅状態になる。鯨油採取の捕鯨基地として活動野生生物の保護がはじまる。           現在、個体数が徐々に回復しつつある。「南極のガラパゴス」と呼ばれる野生生物の王国スコシア海サウスジョージア島

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